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J-GLOBAL ID:201102251564027556   整理番号:10A1381156

高温水素分離用の薄いパラジウム-銀合金膜の熱安定性に関する研究

An investigation of thermal stability of thin palladium-silver alloy membranes for high temperature hydrogen separation
著者 (7件):
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巻: 366  号: 1-2  ページ: 212-219  発行年: 2011年01月01日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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パラジウム(Pd)ベースの合金膜の熱安定性はこの膜を混合ガスから水素を回収する実際の応用に於いて不可欠な性状である。多くの研究グループがポーラスセラミック支持Pdベース合金膜を開発したが,高温に於けるこれらの長期熱安定性については殆ど研究されていない。我々はα-Al2O3基板で支持された薄いパラジウム-銀(Pd-Ag)(厚み5-μm以下)合金膜の時間経過に伴う水素透過率とガス選択性の変化を温度300-850°Cに於いて調べた。このコンポジット膜を550°C以下で水素に曝すと,長期ガス透過試験の過程で水素に対する優れた透過選択性を示した。Pd膜を通した水素透過フラックスはAgとの合金化により顕著に増進し,20wt%のAgを含む合金膜のそれは550°Cに於いて1.85 mol/m2sに達した。しかし,600°C以上では水素透過フラックスがかなり減少した。SEM,EDX,及びXPS分析は大量のアルミニウム(Al)がPd-Ag合金層を貫通したことを示した。合金膜とポーラスα-Al2O3基板の間の境界面に存在する高度に活性な水素原子がAl2O3をAlに還元し,Al原子の合金層への移動を起した。この結果,Pd-Ag/α-Al2O3コンポジット膜が600°Cに於ける運転過程でその水素透過性を失った。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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膜分離  ,  金属薄膜 
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