文献

J-GLOBAL ID：201102251663153571   整理番号：11A0417148

ミコール酸含有細菌はStreptomyces種の天然物生合成を誘導する

Mycolic Acid-Containing Bacteria Induce Natural-Product Biosynthesis in Streptomyces Species

著者 (4件)： ONAKA Hiroyasu (Toyama Prefectural Univ., Toyama, JPN) ,  MORI Yukiko (Toyama Prefectural Univ., Toyama, JPN) ,  IGARASHI Yasuhiro (Toyama Prefectural Univ., Toyama, JPN) ,  FURUMAI Tamotsu (Toyama Prefectural Univ., Toyama, JPN)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 77  号： 2  ページ： 400-406  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミコール酸含有細菌(Tsukamurella pulmonis等)とStreptomyces種の共培養によって色素,抗生物質の生産が誘導された。種々の細菌のS.lividans TK23との共培養によってミコール酸含有細菌がアクチノロジン,ウンデシルプロジギオシン生産を誘導した。この誘導効果はT.pulmonisの菌体抽出物あるいは121°C,1min以上の処理菌体では起こらず,誘導には生菌の細胞間相互作用が必要であった。T.pulmonisとS.endus S-522の共培養によって新しい抗生物質の生産を見出し,NMR,質量分析により構造を決め(C₃₅H₅₃NO₁₀,648.3754[M+H]⁺),アルキベマイシンAと命名した。この共培養法は新天然物をスクリーニングするのに有用である。

シソーラス用語： ミコール酸 ,  *放線菌目 ,  共培養 ,  抗生物質 ,  *抗生物質発酵 ,  スクリーニング ,  生物色素 ,  二次代謝産物 ,  培養条件 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  LC-MS分析 ,  *Tsukamurella pulmonis ,  Streptomyces lividans ,  *ストレプトマイセス属 ,  *微生物 ,  抗細菌薬 ,  抗微生物薬 ,  薬物
準シソーラス用語： *Streptomyces

分類 (1件)： 抗生物質発酵  (GX03000S)

物質索引 (3件)： アクチノロジン ,  ウンデシルプロジギオシン ,  アルチベマイシンA

タイトルに関連する用語 (6件)： ミコール酸 ,  細菌 ,  Streptomyces ,  天然物 ,  生合成 ,  誘導