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J-GLOBAL ID:201102251690872431   整理番号:11A1127971

βカテニンHMP-2はC.elegansの初期胚発生においてWnt経路と平行してSrcの下流で機能する

The β-catenin HMP-2 functions downstream of Src in parallel with the Wnt pathway in early embryogenesis of C. elegans
著者 (5件):
資料名:
巻: 355  号:ページ: 302-312  発行年: 2011年07月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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WntおよびSrc経路は発生において広く用いられるシグナル伝達経路である。βカテニンは,それぞれシグナルトランスデューサーおよびカドヘリン細胞接着複合体の成分として両経路で用いられる。C.elegansのβカテニンHMP-2は細胞接着に関与するが,そのシグナリングにおける役割は知られていない。ここでは初期胚発生においてHMP-2がSrcシグナルのシグナリング分子として作用することを報告する。C.elegansの初期胚発生の間,WntおよびSrc経路は4細胞期の内胚葉誘導とABar割球における紡錘体の配向に重複して関与する。RNAi実験はこれらの過程でHMP-2がSrc経路でWnt経路と平行して機能することを立証した。HMP-2は細胞境界と核に局在し,細胞境界におけるその局在化はSRC-1により負に調節された。加えて,HMP-2はin vivoでSRC-1依存的にTyrリン酸化された。併せて我々は,HMP-2がSrcシグナリング経路の下流で機能し,Wntシグナル経路と平行して内胚葉誘導とABar紡錘体の配向に寄与することを提唱する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  細胞生理一般 

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