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J-GLOBAL ID：201102251914503895   整理番号：11A1641136

たたら製鉄から生まれた日本刀のナノテクノロジー

著者 (2件)： 大庭卓也 (島根大 総合理工) ,  大庭卓也 (島根大 産学連携セ)
資料名： 未来材料  (Expected Materials for the Future)
巻： 11  号： 10  ページ： 2-7  発行年： 2011年10月10日 
JST資料番号： L4328A  ISSN： 1346-0986  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： たたら製鉄から製造した玉鋼を原料とする日本刀剣の精細な鍛造過程から得られる高い強度を持つ金属組織の特長について解説した。折り返し鍛錬を何度も繰り返すことによって,内部がフェライトと微細パーライトからなり,表面がマルテンサイトからなる傾斜機能を有している。その技術の活用も検討されているとした。

シソーラス用語： *刃物 ,  還元鉄 ,  鍛造 ,  金属組織 ,  フェライト ,  パーライト ,  マルテンサイト ,  *傾斜機能材料 ,  加工硬化 ,  *日本刀 ,  組織

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  鍛造製品  (WC05040D)

引用文献 (20件)：

• 1)永田和宏:鉄と鋼,84,715(1998).
• 2)永田和宏,鈴木卓夫:鉄と鋼,86,64 (2000).
• 3)永田和宏:鉄と鋼,86,633(2000).
• 4)久保善博,久保田邦親:たたら研究,50, 29 (2010).
• 5)A,K. Das, G. Takami, T. Ohba, S. Morito, M.Yaso:Materia,43,34(2010).

タイトルに関連する用語 (3件)： たたら製鉄 ,  日本 ,  ナノテクノロジー