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J-GLOBAL ID:201102252100852836   整理番号:11A0900822

ピロリ菌感染症との自己免疫型萎縮性体部胃炎の関連

Association of autoimmune type atrophic corpus gastritis with Helicobacter pylori infection
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 83-88  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】ピロリ菌(H.pylori)感染症と自己免疫型萎縮性胃炎の間関係を検討する。【方法】萎縮性胃炎の異なる等級の23例の患者を,酵素免疫分析ベースの血清学,免疫ブロット法ベースの血清学,および過去または現在のH.pylori感染症を明らかにする組織学を使用して分析した。加えて,胃萎縮の血清標識(ペプシノゲンI,ペプシノゲンI/IIおよびガストリン)と自己免疫の血清標識[壁細胞抗体(PCA),および内因子(IF)抗体]を測定した。【結果】組織学と血清標識によって示されて,進行中のH.pylori感染症の証拠のない14例の重度胃萎縮患者のうち,8例は免疫ブロット法によってH.pylori抗体を示した。全8例はPCAが上昇して,4/8はIF抗体もあった。6例の免疫ブロット法陰性の重度体部萎縮患者のうち,PCAとIF抗体は4例で検出された。低度から中等度の萎縮性胃炎患者(1例以外は全て進行中のH.pylori感染症がある)の間で,胃萎縮と自己免疫の血清標識は,あまり検出されなかった。しかしながら,1例のH.pylori陰性の軽度萎縮性胃炎患者は,前萎縮性自己免疫胃炎を示唆するようなPCAとIF抗体があった。【結論】自己免疫胃炎でのH.pylori感染症の徴候,およびH.pylori胃炎での陽性自己免疫血清標識は,自己免疫胃炎でのH.pyloriの病因的役割を示唆する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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消化器の基礎医学  ,  感染症・寄生虫症一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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