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J-GLOBAL ID：201102252219169581   整理番号：11A0101506

有機物質の早期の続成変質の長期間,低温シミュレーション:FTIR研究

Long-term, low temperature simulation of early diagenetic alterations of organic matter: A FTIR study

著者 (5件)： QIN Shenjun (Hebei Univ. Engineering, Hebei, CHN) ,  QIN Shenjun (China Univ. Mining and Technol., Beijing, CHN) ,  WANG Jinxi (Hebei Univ. Engineering, Hebei, CHN) ,  ZHAO Cunliang (Hebei Univ. Engineering, Hebei, CHN) ,  ZHANG Shouxin (Hebei Univ. Engineering, Hebei, CHN)
資料名： Energy Exploration & Exploitation  (Energy Exploration & Exploitation)
巻： 28  号： 5  ページ： 365-376  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0827A  ISSN： 0144-5987  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 堆積物,泥炭,褐炭等の中の植物の雪物の早期続成は,地質研究の焦点である。早期続成における有機物質の変質をシミュレーションするために,高温(200~600°C)で短期間(数時間~数日)の実験が実施されてきたが,この実験条件では,生化学と無機物質の相互反応を観察することができない。この問題を解決するために,低温(80°C)での長期(数年以上)のシミュレーション実験が設計され,バクテリアの活動と無機物の役割が,このシミュレーションで考慮されるようになった。シミュレーション中の有機物質の官能基の変化を調べるために,試料はフーリエ変換赤外分光法(FTIR)により分析された。試料のIRスペクトルの変化は,有機物質が,脱水素,脱炭素,あるいは重縮合を受けたことを示している。異なる条件下のIRスペクトルの違いにより,鉄含有環境が針葉樹試料中のフェノール性水酸基を枯渇させ,高塩分条件が,針葉樹と藻類試料で,アスファルテンの極性化合物への分解を加速することが明らかになった。

シソーラス用語： *FTIR分光法 ,  赤外分光法 ,  *続成作用 ,  *変質 ,  シミュレーション ,  *赤外スペクトル ,  重縮合 ,  脱炭 ,  脱水素 ,  極性分子 ,  アスファルテン ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  IRスペクトル ,  フェノール性水酸基 ,  極性化合物 ,  脱炭素 ,  *有機物質

分類 (1件)： 予備調査,採掘準備一般  (UA02010T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 有機物質 ,  早期 ,  続成 ,  変質 ,  低温 ,  シミュレーション ,  FTIR ,  研究