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J-GLOBAL ID：201102252222255758   整理番号：11A1936624

2011年台風12号による紀伊半島における土砂災害の速報

著者 (6件)： 森山裕二 (国土交通省 河川局) ,  岡本敦 (国土技術政策総合研 危機管理技術研究セ) ,  水野正樹 (国土技術政策総合研 危機管理技術研究セ) ,  内田太郎 (国土技術政策総合研 危機管理技術研究セ) ,  林真一郎 (国土技術政策総合研 危機管理技術研究セ) ,  石塚忠範 (土木研 つくば中研)
資料名： 土木技術資料  (月刊土木技術資料)
巻： 53  号： 12  ページ： 4-7  発行年： 2011年12月01日 
JST資料番号： G0921A  ISSN： 0386-5886  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年9月に襲来した台風12号による災害直後に実施した緊急調査の結果と,この台風による崩壊土砂量の算出結果について速報した。国土交通省では,砂防専門家からなるTEC-FORCE隊を三重,奈良,和歌山の3県に派遣し,災害調査と復旧に向けた技術支援等を実施した。調査の結果,台風12号では紀伊半島で1500mmを超える記録的な豪雨となり,災害形態も表層崩壊,深層崩壊,河道崩壊,土石流,地すべりなどと多様であった。崩壊箇所数は3077箇所で,崩壊土砂量は9500万m³であった。

シソーラス用語： *台風 ,  *近畿地方 ,  *土砂災害 ,  *災害調査 ,  緊急対策 ,  *土量計算 ,  閉塞 ,  地域
準シソーラス用語： *紀伊半島 ,  天然ダム ,  崩壊地域

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

引用文献 (4件)：

• 1) 国土交通省砂防部・独立行政法人 土木研究所: 深層崩壊推定頻度マップ、2010(http:〃www.mlit.go.jp/common/000121614.pdf)
• 2) Guzzetti, F., Ardizzone, F., Cardinali, M., Rossi M. and Valigi,D.: Landslide volumes and landslide mobilization rates in Umbria, central Italy, Earth Planet. Sci. Lett., Vol. 279, pp.222-229, 2009
• 3) 内田太郎、吉野弘祐、清水武志、石塚忠範、小竹利明: 長距離レーザー距離計を用いた天然ダム形状の計測、土木技術資料、第53巻、第5号、pp.22~25、 2011
• 4) 内田太郎、山越隆雄、清水武志、吉野弘祐、木佐洋志、石塚忠範:河道閉塞(天然ダム)及び火山の噴火を原因とする土石流による被害範囲を速やかに推定する手法、土木技術資料、第53巻、第7号、pp.18~23、 2011.

タイトルに関連する用語 (3件)： 台風 ,  紀伊半島 ,  土砂災害