抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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千葉県銚子市の太平洋に面する屏風ケ浦の地形と地質について解説した。地形的には太平洋の波に浸食された海食崖であり,その浸食の速度を古地形図および航空写真から算定した。1966年から消波ブロックの設置が開始され,その結果,浸食は停止した。屏風ケ浦を構成するちそうについて文献を基に解説した。地層の年代は同じく微化石と古地磁気の文献を基に解説した。さらにドーバー海峡の崖を作る地層および年代と屏風ケ浦を作る地層および年代の違いを解説した。銚子市の台地を覆う関東ローム層とその下の地層(香取層)との境界は不明瞭であることが多いが,帯磁率の違いにより識別することが有効であることを実験で示した。各地層に含まれる粘土鉱物をX線回折装置で分析し,その鉱物種を示した。