抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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21世紀の日本における実験実習についてその基本的な問題を整理し,いままでの概念と異なる工学教育における実験・実習について提案を行った。従来の工学教育における実験・実習は,技術者として,必要なスキルを現場体験から具体的に学び,物作りの本質や工学的な考え方を体験的に理解することが教育の一環であった。しかし,社会と学生の変遷によって,今日的な意味での実験・実習の意義は薄れつつある。学生は,実体験が少なく,身体と頭脳の乖離によって,習得すべき教育課題の履修そのものが困難になっている。”身体と頭脳のより高度な協奏”を目的とした新しい実験実習の教育を立案し,計画し,実施準備することが必要である。