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J-GLOBAL ID：201102252370366402   整理番号：11A0115686

エピタキシャルグラフェンでのキャリア動力学の超高速過渡吸収顕微鏡法の研究

Ultrafast Transient Absorption Microscopy Studies of Carrier Dynamics in Epitaxial Graphene

著者 (7件)： HUANG Libai (Univ. Notre Dame, IN) ,  HARTLAND Gregory V. (Univ. Notre Dame, IN) ,  LUXMI (Carnegie Mellon Univ., PA) ,  FEENSTRA Randall M. (Carnegie Mellon Univ., PA) ,  LIAN Chuanxin (Univ. Notre Dame, IN) ,  TAHY Kristof (Univ. Notre Dame, IN) ,  XING Huili (Univ. Notre Dame, IN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 7758  ページ： 77580I.1-77580I.8  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェンは六角形格子中で整列された炭素原子の単一原子層をもつ2次元物質であり,異常な光学的および電子的性質を示す。特に,グラフェン中のキャリア輸送の弾道特性はナノスケール電界効果トランジスタのような分野に対して非常に魅力的なものである。エピタキシャル成長はグラフェンを大規模に作る能力をもつので有望なアプローチである。この論文では,筆者らは高空間および時間分解能でエピタキシャルグラフェンの電荷キャリア動力学を研究した。一般に,過渡吸収トレースは励起された電荷キャリアと光学フォノンモードの間の結合により高速計器応答制限崩壊(<0.2ps)を示す。より遅い,キャリア密度依存崩壊がまた,観測され,ホット-フォノン効果に寄与される。遅い崩壊に対する時間定数はca.1.8psまでポンプ強度とともに増加する。制限値が光学フォノンの寿命によって決定され,それは光学フォノンと音響フォノンの間の結合に依存する。ポンプとプローブパルス間で異なった時間遅れで収集された過渡吸収画像は,グラフェンの少数の層のみがあるサンプルの領域に対してこの結合で著しい空間的不均一性があることを示す。これはグラフェンと母材の間の力学的結合の差異に帰せられる。

シソーラス用語： *単一層 ,  *エピタクシー ,  *吸収 ,  *顕微鏡 ,  *キャリア ,  *動力学 ,  *電子-フォノン相互作用 ,  *フォノン ,  グラファイト ,  グラフェン
準シソーラス用語： エピタキシャル ,  エピタキシャルグラフェン ,  過渡吸収 ,  過渡吸収顕微鏡法 ,  キャリア動力学

分類 (2件)： ポーラロン,電子-フォノン相互作用  (BM02130P) ,  結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： エピタキシャルグラフェン ,  キャリア動力学 ,  過渡吸収 ,  顕微鏡法 ,  研究