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J-GLOBAL ID:201102252534656784   整理番号:10A1212727

生体模傚りん脂質部位を持つ電気紡糸ナノ繊維膜へのCandida rugosa由来リパーゼの固定化及び性質

Immobilization and Properties of Lipase from Candida rugosa on Electrospun Nanofibrous Membranes with Biomimetic Phospholipid Moities
著者 (4件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 231-237  発行年: 2008年 
JST資料番号: W0630A  ISSN: 1005-9040  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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生体模傚りん脂質部位とリパーゼを持つ電気紡糸ナノ繊維膜結合体から高酵素負荷及び活性保持の生体触媒を作製する実験計画をここに報告した。固定化酵素の触媒効率及び活性を改善するために,ポリ(アクリロニトリル-co-2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)類(PANCMPCs)を,酵素固定化用担体としての平均直径90nmのナノ繊維膜に電気紡糸した。Candida rugosa由来のリパーゼを,吸着によりこれらナノ繊維膜に固定化した。PANCMPCナノ繊維膜に固定化したリパーゼの性質を,それぞれ,ポリアクリロニトリル(PAN)ナノ繊維及びシート膜に固定化したリパーゼの性質と比較した。ナノ繊維膜への有効酵素負荷は22.0mg/gを達成し,これはシート膜への酵素負荷の10倍以上であった。ナノ繊維膜のりん脂質部位が0から9.6%(モル分率)に増すのに伴い,固定化リパーゼの活性保持は56.4%から76.8%へ増加した。遊離リパーゼ及び固定化リパーゼにとっての速度パラメータK_mをも測定した。ナノ繊維膜に固定化したリパーゼのK_m値は,シート膜に固定化した場合よりも明らかに低かった。遊離リパーゼにとっての最適pHは7.7であるが,固定化リパーゼにとっては8.3~8.5へ移動した。遊離リパーゼにとっての最適温度を35°Cであると決定したが,固定化リパーゼにとっては42~44°Cと決定した。更に,遊離リパーゼに比較して,固定化リパーゼの熱安定性,再利用性及び貯蔵安定性は明らかに改善した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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酵素一般  ,  微生物の生化学 

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