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J-GLOBAL ID:201102252559773904   整理番号:11A0508882

膜蛋白質の同定のための化学反応と酵素反応との組み合わせ法

A combination method of chemical with enzyme reactions for identification of membrane proteins
著者 (3件):
資料名:
巻: 1814  号:ページ: 397-404  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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標的蛋白質のM/位置及び/D/位置の両方の消化に対して。ひとつの反応に臭化シアン(CNBr)と酢酸開裂を利用し,LC-MS/MSを用いて膜蛋白質を含む種々の蛋白質の効率的分析の簡単な方法を開発した。この二重の化学反応をラットの腎臓膜区分を使い,従来法のCNBr又は酢酸開裂法と比較し,検出ペプチドの多さと蛋白質の高回収から二重反応の優位性が示された。更に,この二重化学反応をトリプシン消化と組み合わせた時,蛋白質数はトリプシン消化のみの場合と比べ,約3倍以上に増加した。又,最も効率的消化法であるチューブゲルトリプシン消化処理と比べて,1.9倍以上であった。加えて,この二重化学反応はインゲル消化に適用できることが示された。化学及び酵素反応の組み合わせを使って,95の膜蛋白質を含む172の蛋白質を同定した。このことからこの方法が単独MS/MS分析における効率的システムのひとつであることを示した。特に,本研究で同定された多くの膜蛋白質は新たな組み合わせで検出された。従来のトリプシン消化法では検出できなかった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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蛋白質・ペプチド一般 
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