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J-GLOBAL ID:201102252651828014   整理番号:11A0582243

Photobacteriumの系統発生,ゲノミクス及び共生

Phylogeny, genomics, and symbiosis of Photobacterium
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 324-342  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: W0860A  ISSN: 0168-6445  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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通性嫌気性で運動性のグラム陰性菌であり,一般的に海産動物との関連で見出されているVibrionaceae科の数種類の菌種からなるPhotobacterium属の現状を系統発生,ゲノミクス及び共生相関関係から概説した。Photobacteriumの概略及び細菌発光(lux)遺伝子を細菌luxオペロン及びその進化から詳述し,7菌種がlux遺伝子のluxCDABEGの活性により輝いていることを示した。系統発生とDNA配列,多重ハウスキーピング遺伝子及びlux遺伝子に基づく系統発生,luxオペロンの部分接合体,並びに水平遺伝子転移について詳述した。系統発生分析によりPhotobacteriumと密接な関連菌2種類,Aliivibrio及びVibrio間が確実に分離されていることを証明した。また,Photobacteriumにはクレード2種類,発光及び非発光の菌種からなるクレード1及び大部分が非発光菌種のクレード2が存在することを示した。ゲノムサイズ及び体制,多重rDNAオペロン,プラスミド,比較ゲノム分析,転移因子及びゲノム進化,高圧好冷条件への適応関連遺伝子,並びにメタゲノミクスについて詳述した。Photobacteriumのゲノムは不等サイズの染色体2種類及び多重rrnオペロンを有する類似のサイズ,構造及び体制である。非特異的及び病原性関連,特異的共生関連,共生細菌-宿主特異性再検査,生体発光共生での共生細菌-宿主共分岐検査,環境調和,並びに共生の発端について詳述した。多くの海洋魚は主として3菌種,Photobacterium kishitanii,P.leiognathi及びP.mandapamensisと生体発光共生を形成し,関連性が強いけれど,厳密に種特異的ではなく,かつ共生細菌-宿主共分岐を示していなかった。
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分類 (2件):
分類
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微生物学(ウイルス以外)一般  ,  異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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