抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オリフィスノズルからの噴流には,縮流現象,及び噴流外縁で大きな速度勾配が生じるなどのため,周囲からの巻き込み流量が増加し優れた混合・拡散特性を示すなどの特徴を有する。本研究では,直径d
0=10.0mm,絞り面積比0.27のオリフィスノズルの円周に4または8個の小さな切欠きを軸対称に設け,噴流に縮流現象を保持したまま乱れ成分を増加させることを試みた。その結果,切欠きオリフィスノズルでは縮流現象を保持したまま(ノズル出口後の中心線速度がノズル出口でのそれより大きくなる)乱れ成分が大きく増加し,混合・拡散特性が大きく改善・向上されるのを示した。このことは,衝突噴流の伝熱特性を大きく改善・向上させ得ることを示唆している。また,噴流にスイッチング現象が生起することについても検討した。(著者抄録)