抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東濃地震科学研究所は,愛知県豊田市下山に6個の地震計からなる小観測点アレーを設置している。これは,愛知県東部に起きる深部低周波微動(LFE)を観測するために設置したものであるが,アレーのスパン(約100m)が小さいため,微動の解析能力に限界があった。そこで,小アレーの外側にさらに5観測点を配して,約4kmスパンの中規模アレーを構築した。2010年11月にこの地域で低周波微動が発生したが,本中小アレーは良好な記録を獲得した。今後は,波形相関から波の到来方向や見かけ速度の解析を行う予定である。