反応加工によるポリ(乳酸)/ポリカーボネート/ポリ(ブチレンアジペート-co-テレフタレート)ブレンドの機械的性質及びモルフォロジーの変化

KANZAWA Takeshi; KANZAWA Takeshi; TOKUMITSU Katsuhisa

文献

J-GLOBAL ID：201102252857768867 整理番号：11A1257097

反応加工によるポリ(乳酸)/ポリカーボネート/ポリ(ブチレンアジペート-co-テレフタレート)ブレンドの機械的性質及びモルフォロジーの変化

Mechanical Properties and Morphological Changes of Poly(lactic acid)/Polycarbonate/Poly(butylene adipate-co-terephthalate) Blend Through Reactive Processing

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巻： 121 号： 5 ページ： 2908-2918 発行年： 2011年09月05日
JST資料番号： C0467A ISSN： 0021-8995 CODEN： JAPNAB 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

二軸押出機を使用して過酸化ジクミル(ラジカル開始剤)の存在下にポリ(乳酸)(PLA),ポリカーボネート(PC),及びポリ(ブチレンアジペート-co-テレフタレート)(PBAT)の反応加工(RP)を行い,組成の異なる数種類のポリマブレンドを調製した。動的機械分析(DMA)の結果,二成分系ポリマブレンド(PC/PBAT)の両成分は相溶状態であることが分かった。三成分系ポリマブレンド(PLA/PC/PBAT)のDMAからは,三成分系においてもPBATとPCは相溶状態にあり,PLAとPBATの相溶性もRPにより変えられることが判明した。その結果,組成比を最適化すると三成分系ポリマブレンドの機械的性質は著しく向上することが明らかになった。走査電子顕微鏡により,RPしたPLA/PC/PBATブレンドにはドメインサイズが約0.05~1μmの小さな球状の島状相が多数存在するが,RPしないブレンド中の島状相のサイズは約10μmであることも明らかにした。

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高分子固体の構造と形態学 , その他の高分子材料

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