抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本のエレクトロニクス産業において,多くの企業が高い技術力や商品構想力を持ちながら,いわゆるコモディティ化(汎用品化)による収益低下に苦しめられている。これまでコモディティ化は,消費者のもの離れが目立つようになったため,あるいは,台湾,中国を中心とした低価格・低機能な製品の台頭による,という見方があった。本稿は,以上の二つのコモディティ化を巡る議論を通じて,コモディティ化に関する誤解を解き,コモディティ化に打ち勝つロバストな技術経営を確立するために,日本の製造業の強みを今後どのように発揮すればよいのか,ということを考える。