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J-GLOBAL ID：201102253469801972   整理番号：11A0558286

多翼送風機の翼形状が送風性能と騒音に及ぼす影響

Influence of Blade Shape on Flow Performance and Noise Generation of Multi-Blade Blower

著者 (3件)： 川埼真俊 (サンデン) ,  北爪三智男 (サンデン) ,  平原裕行 (埼玉大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 77  号： 773  ページ： 96-105 (WEB ONLY)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多翼送風機翼の基本緒元である内外径比,羽根枚数,傾斜角,翼出口角,翼入口角に着目し,送風性能と騒音に対する適正化について検討すると同時に,これらの変化によって性能に及ぼす影響を,CFD解析を用いて翼間流れと関連付けて調査した結果,内外径比=0.8~0.84,羽根枚数=35~45,傾斜角=30°~40°,出口角=155~165°を同時に満たすとき,高効率・低騒音になる結果が得られた。翼間における主な損失及び騒音発生源は,負圧面前縁から後縁にかけて剥離泡の周囲を取り巻いているせん断層部,再付着部,後縁下流直後における剥離によって生成される微小な死水領域と流出主流とのせん断領域部にあると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 翼形 ,  *性能 ,  *騒音 ,  傾斜角 ,  効率化 ,  損失 ,  剥離流 ,  剪断流 ,  *送風機 ,  乱流 ,  CFD【流体力学】 ,  改変 ,  流体流 ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学

分類 (1件)： 送風機,圧縮機,風車  (QD03000U)

引用文献 (8件)：

• (1) 安達勤,杉田尚弘,山田洋介, “シロッコファンの性能に関する研究(羽根形状の最適条件について)” , ターボ機械, Vol29-2 (2001), pp. 78-86.
• (2) 伊藤孝宏,御法川学,長松昭男,鈴木昭次, “小型多翼送風機の性能と騒音に関する実験的研究(スクロールケーシング緒元の影響)”, 日本機会学会論文集B 編, 72 巻, 720 号 (2006), pp. 1867-1874.
• (3) 児玉好雄,林秀千人,荻野和郎,野津仁志,”多翼遠心ファンの空力特性と騒音に関する研究”, 日本機会学会論文集B編, 72 巻, 721 号 (2006), pp. 2178-2185
• (4) 川口清司,門田茂,鈴木昌彦,松井数馬,菊山功嗣,”多翼ファン低騒音化の研究(第2 報,ファン翼間流れと圧力変動)”, 日本機会学会論文集B 編, 60 巻, 570 号 (1994), pp. 458-463
• (5) 森主憲,”多翼ファンの騒音発生源”, 日本機会学会論文集B編, 57 巻, 543 号 (1991), pp. 3837-3844

タイトルに関連する用語 (4件)： 多翼送風機 ,  翼形 ,  送風 ,  騒音