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J-GLOBAL ID:201102253604250728   整理番号:11A1005648

外陰部の開大を指標にした分娩監視遠隔通報装置の開発と乳牛への応用

著者 (4件):
資料名:
号: 102  ページ: 11-17  発行年: 2011年05月31日 
JST資料番号: Y0966A  ISSN: 1347-7544  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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遠隔分娩監視装置を開発したので報告した。本装置は妊娠乳牛の左右の外陰部に2つの磁気センサーを装着し,センサー間距離を15秒ごとに計測し,背中に装着させた送信機から磁気センサー間の距離データを外部の受信機に送信し分娩経過を監視した。センサーは分娩時に顕著に開大する陰唇上部の内側,あるいは外側に接着剤で装着した。センサー間の検出可能距離は6~18cmであった。受信機の分娩開始を通報するセンサー間距離は,左右の外陰部の弛緩状況をみながら12cmあるいは14cmに設定した。設定値以上のセンサー間距離を60秒以上,すなわち4デ一タ以上のデータを受信した時点で,受信機は分娩開始と判定し,飼育者の携帯電話に通報した。本研究では,7頭の乳牛を用いた成績について報告した。通報から現場到着時の平均時間は21分で,ウシは胎胞,足胞および前肢出現の状態であった。通報から分娩終了までの平均時間は61分であった。
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  繁殖管理 
引用文献 (15件):
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