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J-GLOBAL ID：201102253716296933   整理番号：11A0153857

過去50年の熱処理技術の流れ 工具および金型の熱処理

著者 (1件)： 並木邦夫 (大同特殊鋼)
資料名： 熱処理  (Journal of the Japan Society for Heat Treatment)
巻： 50  号： 6  ページ： 556-563  発行年： 2010年12月28日 
JST資料番号： G0963A  ISSN： 0288-0490  CODEN： NESHDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 工具及び金型の主要用途は自動車産業及び家電産業であり,また,金型材料と熱処理は工具と金型の性能を決定する重要因子であるとして,工具,金型材料及び熱処理の変遷を紹介した。金型生産金額の用途別推移を図示し,1970年代のプレス型需要の急増と近年の停滞を示した。金型製造工程における熱処理の位置付けを図示し,冷間加工金型の最近の動向を示した。金型では,経年及び熱処理による寸法変化と放電加工性が重要であり,採用される種々の対策を説明した。最近では,金型熱処理における靭性,変形,強度などの関係を迅速に予測するシミュレーション技術が進歩し,熱処理の高精度化に寄与すると期待される。産業の国際化に伴う金型熱処理業態の対応も重要である。

シソーラス用語： *熱処理 ,  冷間加工 ,  熱間加工 ,  寸法変化 ,  放電加工 ,  シミュレーション ,  靱性 ,  変形 ,  歪 ,  引張強さ ,  国際化 ,  自動車工業 ,  家庭電器 ,  高速度鋼 ,  高速度鋼工具 ,  焼入 ,  焼戻 ,  金属組織 ,  *ダイス鋼 ,  技術進歩 ,  材料 ,  *工具材料 ,  機械工業 ,  塑性加工用型 ,  金属加工業
準シソーラス用語： ダイカスト金型 ,  *金型材料 ,  熱処理変形

分類 (1件)： 熱処理技術  (WC03020T)

引用文献 (48件)：

• 経済産業省. 工業統計
• 工具鋼のブランド対照表. 特殊鋼. 2010, 59, 6, 47
• 日本規格協会編. JISハンドブック鉄鋼I. 2009, 1425
• 奥野利夫. 特殊鋼. 1999, 48, 7, 6
• 西村富隆. 熱処理. 1997, 37, 1, 31

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱処理 ,  流れ ,  工具 ,  金型