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J-GLOBAL ID:201102253740448221   整理番号:11A0995181

バイオマス液化

Liquefaction of biomass
著者 (1件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 65-70  発行年: 2011年06月01日 
JST資料番号: L3993A  ISSN: 1342-730X  CODEN: CCOMFD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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バイオマス液化について解説した。バイオマス液化の主流は中温でフェノール等の媒体存在下で低分子化する方法で,最近硫酸エステルの触媒効果が知られ効率的液化が可能となった。この液化機構解明は2つのグループが競っている。水や低級アルコールを液化調整剤とし高圧下で反応させると生成する低分子化合物の再宿重合が抑制できる。これを進展させ,グリセリンと他の多価アルコールを一価アルコールの共存下でバイオマス液化しアルキレンオキシド付加ポリオールを合成する技術を開発した。実際に,グリセリン/EG混液を用いて得た液化物へプロピレンオキシドを開環重合させてポリオール作成し,これにナノセルロース繊維を加えて発泡させるとバイオマス度12.5%の発泡体が得られた。発泡体はグリセリン系ポリオール品等と比較し同等の強度を有していた。三菱自動車は木材を主原料とする射出成形可能な液化木材フェノール樹脂成形材料を開発した。従来材より約20%硬化時間を要すが物性的には同等であった。これによりCO2排出量が16%削減できた。
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分類 (3件):
分類
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木材化学  ,  農業廃棄物の利用  ,  発泡成形 
引用文献 (21件):
  • 1)白石信夫、「実用化進む生分解性プラスチック」 第3章、9.4節、白石信夫、谷吉樹、工藤謙一、福田和彦共編、工業調査会、KBOOK SERIES 154、東京、2000、p.144-176.
  • 2)小野拡邦、「植物由来プラスチックの高機能化とリサイクル技術」第10章、サイエンス& テクノロジー(株)、東京、2007、p.75-82.
  • 3)山田竜彦、木材工業、54(1)、2-7(1999).
  • 4)吉岡まり子、常岡和記、寺澤 勇、白石信夫、「未利用バイオマスの活用技術と事業性評価」 第2章、第4節、サイエンス&テクノロジー(株)、東京、2010, p.138~145.
  • 5)白石信夫,Cellulose Communication,5(1),2-12 (1998).
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