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J-GLOBAL ID:201102253803514459   整理番号:11A1175038

捕獲した太陽風から推定された太陽の酸素同位体組成

The Oxygen Isotopic Composition of the Sun Inferred from Captured Solar Wind
著者 (16件):
資料名:
巻: 332  号: 6037  ページ: 1528-1532  発行年: 2011年06月24日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Genesisミッションでサンプルされた太陽風中の酸素同位体(<sup>16</sup>O,<sup>17</sup>O,<sup>18</sup>O)の組成分析を行った。分析装置MegaSIMSを用い,地球上でサンプル表面に付着した汚れである酸素を除去した後,質量分析を行った。その結果,太陽風中の<sup>17</sup>O/<sup>16</sup>O,<sup>18</sup>O/<sup>16</sup>Oは,いずれも地球上の値よりも有意に低いことが判明した。太陽風による質量選択過程を考慮しても同様であり,これに近い組成比を持つ物質は,コンドライト隕石(CAI),惑星間ダスト粒子,及び1個の彗星である。CAIは,原始太陽系の凝集と考えられ,その同位体比は,惑星よりも太陽に近い。著者らの結論は,内部太陽系(<5AU)の惑星物体全てについて,その酸素同位体比は平均的な太陽系星雲のそれとは異なるというものである。この結論が導く主導的仮説は,COの紫外光分解の際の同位体選別作用を伴う自己遮蔽である。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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太陽系一般 
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