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J-GLOBAL ID:201102253988579667   整理番号:11A1944147

日本,鶴見川の水と堆積物中の微量元素の季節的と空間分布

Seasonal and spatial distribution of trace elements in the water and sediments of the Tsurumi River in Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 184  号:ページ: 265-279  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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日本の一級河川の鶴見川は,都市環境からの起源により大きな金属負荷を受けている。水と堆積物試料を2009年の冬と夏に20か所から収集して分析し,各種微量元素豊度の程度を測定して比較した。また,一般に使用されている5段階逐次抽出手順を,微量元素の分別に採用した。亜鉛,銅,鉛,クロムとカドミウムの濃度は参照値と比べて3から4倍高く,下流の堆積物は上流地域よりかなり大きく汚染していた。地球化学的分別結果は,水環境での潜在的微量金属移動度が,カドミウム>亜鉛>鉛>銅>コバルト>クロム>モリブデン>ニッケルの順であることを示した。堆積物の約80.2%亜鉛,77.9%モリブデン,75.3%コバルト。63.7%鉛,60.9%銅,55.1%クロムと39.8%ニッケルは,人間由来のものであった。汚染の強度によって,鶴見川堆積物は亜鉛,鉛とコバルトによって中程度から激しく汚染されていた。濃縮係数値は,亜鉛,鉛とモリブデンの濃縮が両季節ともわずかであることを実証した。汚染負荷指標(PLI)を用いて各種試料採取地の汚染負荷を評価した。河川の面積負荷指数と平均PLI値は,それぞれ冬が7.77と4.93で,夏が7.72と4.89であった。河川系の微量金属による汚染の規模が継続的に増加している場合は,河川の水生態系に厳しい影響をもたらすと思われる。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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河川汚濁  ,  重金属とその化合物一般 

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