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J-GLOBAL ID：201102254002340323   整理番号：11A0004548

硫黄含有化合物による酸化グラフェンのグラフェンへの化学還元

Chemical Reduction of Graphene Oxide to Graphene by Sulfur-Containing Compounds

著者 (3件)： CHEN Wufeng (Univ. Sci. and Technol. of China, Hefei, CHN) ,  YAN Lifeng (Univ. Sci. and Technol. of China, Hefei, CHN) ,  BANGAL P. R. (Indian Inst. of Chemical Technol., Hyderabad, IND)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 47  ページ： 19885-19890  発行年： 2010年12月02日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化グラフェン(GO)の還元のために,効率が高いが,有毒かつ爆発性のヒドラジンに代わる安価で安全な還元剤開発を目的に,硫黄化合物(NaHSO₃,Na₂SO₃,Na₂S₂O₃,NaS,SOCl₂及びSO₂等)の還元性能を検討した。還元は,GOが分散した溶液に還元剤を添加し,攪拌下90°Cに加熱して行なった。キャラクタリゼーションをFTIR,TGA,DTA,AFM,XPS,TEMなどにより行なった。1)SOCl₂及びNaHSO₃がヒドラジンに近い還元性能を示した,2)N₂H₄・H₂OまたはNaHSO₃による還元により作製されたグラフェンの電気伝導率は,それぞれ5100Sm^-1及び6500Sm^-1であった,などの結果が得られた。

シソーラス用語： *硫黄化合物 ,  *グラファイト ,  *単一層 ,  *還元 ,  ヒドラジン ,  還元剤 ,  ナトリウム化合物 ,  亜硫酸水素塩 ,  亜硫酸塩 ,  チオ硫酸塩 ,  硫化ナトリウム ,  塩化チオニル ,  電気伝導率 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *酸化グラフェン ,  亜硫酸水素ナトリウム ,  亜硫酸ナトリウム ,  チオ硫酸ナトリウム

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  硫黄とその化合物  (YB02020L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 硫黄含有化合物 ,  酸化グラフェン ,  グラフェン ,  化学還元