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J-GLOBAL ID：201102254050612300   整理番号：11A1783407

音場再生技術の研究動向-球面調和解析による音場表現-高次アンビソニックス技術の可能性-

著者 (4件)： 岩谷幸雄 (東北大 電通研) ,  岡本拓磨 (東北大 電通研) ,  TREVINO Jorge (東北大 電通研) ,  鈴木陽一 (東北大 電通研)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 67  号： 11  ページ： 544-549  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高次アンビソニックス(HOA)では,球面調和解析を用いて,境界ではなく特定の聴取点に集まる平面波を解析し,再生を行う。ここでは,基本となる球面調和解析及び実際のシステムで用いる音空間の解析(HOAエンコード)と再生(HOAデコード)を概観し,その有用性と問題点,及び他の手法との融合の可能性について,以下の項目を議論した。1)球面調和解析による平面波音場の展開。2)高次アンビソニックス(HOAエンコード,HOAデコード)。3)HOAにおける諸問題(不均一スピーカアレイの問題,再生エリアの拡大,諸問題の解決に向けての取り組み)。4)HOA技術の期待。

シソーラス用語： *球面調和関数 ,  符号化 ,  復号化 ,  平面波
準シソーラス用語： *音場再生 ,  *アンビソニックス ,  エンコード ,  デコード ,  *高次アンビソニックス ,  スピーカアレイ

分類 (1件)： オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (22件)：

• MOLLER, H. Fundamentals of binaural technology. Appl. Acoust. 1992, 36, 171-218
• BLAUERT, Jens. Spatial Hearing. 1995
• 平原達也. バイノーラル信号による音像定位技術. 騒音制御. 2009, 33, 204-211
• TAKEMOTO, H. A simple pinna model forgenerating head-related transfer functions in the median plane. Proc. ICA 2010. 2010, 1-5
• 岩谷幸雄. バイノーラル録音と再生-いろんな耳で聞いてみる-. 音響学会誌. 2005, 61, 289-294

タイトルに関連する用語 (8件)： 音場再生 ,  研究 ,  動向 ,  球面 ,  調和解析 ,  音場 ,  表現 ,  可能性