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J-GLOBAL ID：201102254062671779   整理番号：11A0711562

次世代移動通信方式対応時間・空間電波伝搬推定法の開発

著者 (3件)： 藤井輝也 (ソフトバンクモバイル ワイヤレスシステム研究セ) ,  表英毅 (ソフトバンクモバイル ワイヤレスシステム研究セ) ,  太田喜元 (ソフトバンクモバイル ワイヤレスシステム研究セ)
資料名： ARIB機関誌  (ARIB Bulletin)
号： 69  ページ： 25-32  発行年： 2010年07月30日 
JST資料番号： L8024A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第4世代の移動体通信システムやアンテナシステムの開発に不可欠な電波伝搬遅延プロファイルと,電波到来角プロファイルを同時に推定できるTSPモデルの開発について解説した。これまで実用化された移動体通信システムと開発のために必要とされた電波伝搬モデルの関係を示し,同一伝搬環境下において電波伝搬遅延プロファイルと電波到来角プロファイルを同時に推定できる電波伝搬モデルを広義の時空間電波伝搬モデルとして,さまざまな伝搬環境下における時空間伝搬特性の測定を行い,長区間TSPモデルを開発したと述べた。このモデルによる推定式を示し,異なる都市構造に対する推定結果を比較して広帯域無線伝送方式の評価に有効であることを示した。

シソーラス用語： *移動通信 ,  *見通し外伝搬 ,  伝送測定 ,  周波数利用効率 ,  到来方向推定 ,  *見通し内伝搬 ,  ITU-R ,  時空 ,  遅延線 ,  クラスタ模型 ,  伝送損失 ,  基地局 ,  屋外

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (6件)：

• 藤井輝也, 表 英毅, 太田喜元,“広帯域移動体通信における時空間電波伝搬モデル”, 信学論B, Vol.J91-B, No.9, pp. 901-915, 2008.
• Rec. ITU-R P.1816,“The prediction of the time and the spatial profile for broadband land mobile services using UHF and SHF bands”, 2007.
• Rep. ITU-R M. 2135,“Guidelines for evaluation of radio interface technologies for IMT-Advanced”, Annex 1,“Test environments and channel models”, 2008.
• Rec. ITU-R P.1407-4,“Multipath propagation and parameterization of its characteristics”, 2009.
• H. Omote, Y. Ohta and T. Fujii,“Arrival Angular Profile Modeling at Mobile Station for Cellular Systems”, Proceeding of IEEE 2010 VTC Fall, 2010 (to be published).

タイトルに関連する用語 (6件)： 次世代 ,  通信方式 ,  対応時間 ,  電波伝搬 ,  推定法 ,  開発