抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2004年、2つの独立した実験グループは、ヒトゲノムから、1 kb-数個MbのDNA断片にサブミクロ変異が広く存在する現象を見出し、コピー数多型(copy number variations、CNVs)([1-2])命名した。CNVsはコピー数の遺失、挿入、重複と複雑多サイト変異などを含み、それらをコピー 数多型 (copy number polymorphisms、CNPs)とも呼ぶ。CNVsはDNA分子多型形式の一つであり、健常人のゲノムに広く存在するだけでなく、その上、いくつかの遺伝的疾病の発生と関係があり、人類の抗ウイルス性と感受性などフェノタイプ変異にも重要な影響がある。ますます多くの研究により、多くの人類の疾患遺伝機序はCNVsであり単一遺伝子の突然変異ではないことが明らかになりつつある。CNVsは遺伝子量あるいは遺伝子発現量の調節を通じて発生する疾患フェノタイプである。そのため、CNVs概念の出現は典型的な遺伝子多型の見事な補充であり、新しい角度から人類の先天的欠陥を認識するのに役立つ。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST