文献

J-GLOBAL ID：201102254201088897   整理番号：11A0506653

海藻アカモクの特徴と食品利用-福岡県筑前海産を中心として-

Potential of the Akamoku, Sargassum Horneri for Food Utilization-With Special Reference to that Harvested in the Chikuzen Sea, Fukuoka, Japan-

著者 (1件)： 村上香 (広島工大 情報)
資料名： 広島工業大学紀要 研究編  (Bulletin of Hiroshima Institute of Technology. Research Volume)
巻： 45  ページ： 263-270  発行年： 2011年02月10日 
JST資料番号： S0777B  ISSN： 1346-9975  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本及び朝鮮半島から中国,ベトナムまで分布する褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ属アカモクSargassum horneriは,食用としては全国的に知られた海藻ではない。アカモクはモズクやメカブ同様に粘りがあり,近年では粘質多糖類の食感や機能性が期待され,各地で食用化が試みられ,市販されるようになった。福岡県筑前海のアカモクは毎年,冬から春に成長して初夏には海を漂う流れ藻となり,最終的には枯死する。2005年11月から2006年6月まで同海域で採取したアカモク可食部の主要成分(水分,蛋白質,脂質,灰分,炭水化物及び食物繊維)の分析結果について,ワカメ,アオノリなど他の海藻と比較したほか,アカモクの成長・成熟と製品の色調,粘性,フコイダン含有量との関係,アルギン酸やフコイダンの生理活性,などについて記述した。

シソーラス用語： *ホンダワラ科 ,  *海藻 ,  *海藻食品 ,  水産加工 ,  水産食品 ,  ムコ多糖類 ,  食品成分 ,  食物繊維 ,  生物活性 ,  アルギン酸 ,  福岡県
準シソーラス用語： *アカモク ,  Sargassum horneri ,  粘質多糖類 ,  可食部 ,  生理活性 ,  フコイダン ,  筑前海

分類 (4件)： 海藻類  (FJ13030N) ,  海藻類  (FH02040G) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品の分析  (FJ01030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 海藻 ,  アカモク ,  食品 ,  福岡 ,  筑前海