文献

J-GLOBAL ID：201102254233612865   整理番号：11A0132142

速度地図撮像分光計を解析的に記述するための伝達マトリックスに基づく方法

Transfer-matrix-based method for an analytical description of velocity-map-imaging spectrometers

著者 (5件)： HARB M. M. (Univ. de Lyon, CNRS, UMR 5579, Lab. de Spectrometrie Ionique et Moleculaire, 69622 Villeurbanne, FRA) ,  COHEN S. (Atomic and Molecular Physics Lab., Physics Dep., Univ. of Ioannina, 45110 Ioannina, GRC) ,  PAPALAZAROU E. (Univ. de Lyon, CNRS, UMR 5579, Lab. de Spectrometrie Ionique et Moleculaire, 69622 Villeurbanne, FRA) ,  LEPINE F. (Univ. de Lyon, CNRS, UMR 5579, Lab. de Spectrometrie Ionique et Moleculaire, 69622 Villeurbanne, FRA) ,  BORDAS C. (Univ. de Lyon, CNRS, UMR 5579, Lab. de Spectrometrie Ionique et Moleculaire, 69622 Villeurbanne, FRA)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 81  号： 12  ページ： 125111  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 速度地図撮像分光計の動作を記述する単純で一般的な解析モデルを提唱した。恐らく拡大レンズを備えたこのような分光計は,軸方向電位分布の解析表現と伝達マトリックス法を組合せて効率的にモデル化できる。モデルは装置の動作条件の予測と分解能を透明に(transparently)もたらす。モデルの示唆する線に沿って作製し動作する拡大レンズを持つ光電子速度地図結像分光計を用いて,リチウム原子の閾値光イオン化における画像を記録した。実験結果と計算はかなり良く一致し,モデルの信頼性を実証した。最後に,解析法の限界と可能な一般化,拡張,応用可能性についても論じた。モデルはこのような分光計の作製と動作及び指導手段に関心のある有効性に対する指針となり得る。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *分光計 ,  *伝達マトリックス法 ,  *解析モデル ,  電位分布 ,  モデリング ,  光電子 ,  光イオン化 ,  リチウム ,  静電レンズ ,  写像 ,  撮像
準シソーラス用語： モデル化 ,  Einzelレンズ ,  速度地図

分類 (1件)： 分光法と分光計一般  (BD07041Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地図 ,  撮像 ,  分光計 ,  解析 ,  記述 ,  伝達マトリックス