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J-GLOBAL ID：201102254285949930   整理番号：11A0098328

メソ多孔質ZSM-5上での芳香族変換 利点と欠点

Aromatic Transformations Over Mesoporous ZSM-5: Advantages and Disadvantages

著者 (4件)： MUSILOVA Zuzana (J. Heyrovsky Inst. Physical Chemistry, Acad. Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  ZILKOVA Nadezda (J. Heyrovsky Inst. Physical Chemistry, Acad. Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  PARK Sang-Eon (INHA Univ., Incheon, KOR) ,  CEJKA Jiri (J. Heyrovsky Inst. Physical Chemistry, Acad. Sci. Czech Republic, Prague, CZE)
資料名： Topics in Catalysis  (Topics in Catalysis)
巻： 53  号： 19/20  ページ： 1457-1469  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W1435A  ISSN： 1022-5528  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来型ZSM-5ゼオライトおよびメソ孔容積を異にする2つのメソ多孔質ZSM-5/M1およびZSM-5/M2ゼオライトの酸性質ならびに触媒特性をトルエンの不均化およびイソプロピルアルコールによるトルエンならびにp-キシレンのアルキル化反応において研究した。この結果により以下のことを示した;1)3つのZSM-5ゼオライト間に酸強度および濃度もしくは酸性サイト類型に本質的相違の無いことを探針用分子としてピリジンおよびd↓3↓-アセトニトリルを用いて確認した,2)ゼオライト結晶外面の酸性サイト濃度は合成混合物に添加した炭素粒子量に比例して増加した,3)ゼオライトの反応性が制御する反応(トルエン不均化)もしくはゼオライト外面で起こる反応(イソプロピルアルコールによるp-キシレンアルキル化)での基質転換率はメソ孔容積に比例して増加した,4)生成物脱着が制御する反応(イソプロピルアルコールによるトルエンアルキル化)において基質転換率の顕著な増加は見られなかった)シメン,5)主要生成物(トルエンアルキル化におけるシメン(=4-イソプロピルトルエン)など)への選択性はメソ孔容積の増大に伴い増加した。これは正味接触時間の短縮化が原因であった,6)対照的に,選択性を増加させるために拡散阻害が必要な反応(ジアルキルベンゼン合成)においてメソ孔が負に作用しp-選択性を減少させた。

シソーラス用語： 多孔質体 ,  ZSM-5 ,  アルキル化 ,  不均化 ,  形状効果 ,  添加物効果 ,  *芳香族炭化水素 ,  *合成ゼオライト ,  アルキルベンゼン ,  脂肪族アルコール ,  単環モノテルペン

分類 (2件)： 芳香族単環炭化水素  (CF05020W) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (4件)： トルエン ,  p-キシレン ,  イソプロパノール ,  4-イソプロピルトルエン

タイトルに関連する用語 (5件)： メソ多孔質 ,  ZSM-5 ,  芳香族 ,  利点 ,  欠点