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J-GLOBAL ID:201102254377166185   整理番号:11A1052045

ウサギ膀胱の収縮,遊離脂肪酸含量,リン脂質含量,マロンジアルデヒドレベルに及ぼす,in vitro虚血/再潅流の効果

The effect of in vitro ischemia/reperfusion on contraction, free fatty acid content, phospholipid content, and malondialdehyde levels of the rabbit urinary bladder
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巻: 346  号: 1-2  ページ: 179-186  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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虚血/再潅流傷害が男性の良性前立腺肥大(BPH)に二次的な閉塞性膀胱機能不全に関連するという証拠が存在することから,ウサギ膀胱の電場刺激(FS)に対する収縮応答,遊離脂肪酸(FFA)含量,リン脂質(PL)含量,マロンジアルデヒド(MDA)レベルに及ぼすin vitro虚血/再潅流の効果を評価した。ウサギ12羽を6羽ずつ2群に分け,膀胱を摘出した。第1群の膀胱は正常酸素化条件下で3h培養し,1hと3h後に32HzのFSを加えた。第2群の膀胱は正常酸素化条件下で1h培養後FSを加え,最大圧応答を記録後に,刺激を止めて5%酸素でグルコース不含の虚血培地に換え,5分間隔でFSを1h加えながら培養後に,培地をグルコースを含む再酸素化培地に換えて1h培養後にFSを加えた。その後,両群の膀胱は筋肉と粘膜に分別して生化学的分析に供した。In vitro虚血/再潅流の効果は以下の通りだった。1)膀胱筋肉のミクロソームのFFA含量の僅かだが有意な減少と,粘膜の核,ミトコンドリアのFFA含量の有意な増加が見られた。2)膀胱筋肉のホモジェネートとミクロソームでPL含量の減少と,粘膜のホモジェネート,ミクロソーム,上澄のPL含量の減少が見られた。3)膀胱筋肉と粘膜の双方のホモジェネート,ミトコンドリア,ミクロソームでMDAレベルの有意な増加が見られた。膀胱平滑筋の脂質過酸化の有意な増加は,虚血/再潅流後の膀胱収縮能の顕著な低下と一致していた。粘膜のPLやFFAの消失を伴う脂質過酸化の有意な増加は,粘膜の抗接着性および抗透過性の両者における有意な機能不全と一致し,I/R関連の膀胱疾患の兆候において役割を果たす可能性がある。Copyright 2010 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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泌尿排出系一般 
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