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J-GLOBAL ID:201102254449513608   整理番号:11A0760574

Microdochium nivaleによるコムギ赤かび病に対する効果的な防除のためのクレソキシムメチル水和剤の散布時期

著者 (5件):
資料名:
号: 61  ページ: 35-39  発行年: 2010年12月28日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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M.nivaleによるコムギ赤かび病をより効果的に防除するために,薬剤の散布回数および効果的な薬剤散布体系を検討した。開花始期から1週間間隔で本菌に対し卓効を示すクレソキシムメチル水和剤(以後KM)を1~3回散布し防除効果を比較したところ,2回散布で高い効果が認められ,3回散布と大きな差は認められなかった。次に,散布回数を2回としたときのKMの効果的な散布時期について,KMと,本菌に対する効果はやや低いがDON汚染低減効果の高いテブコナゾール水和剤(以後TB)を用い,両剤の散布時期を変えた散布体系の防除効果を,ポット試験および圃場試験で検討した。また,圃場試験の結果については,メタ・アナリシスによって統合評価した。その結果,M.nivaleによる赤かび病の防除には,開花始期に散布する薬剤の効果の影響が大きく,KMを開花始期に散布することでより高い防除効果が期待できることを明らかにした。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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麦  ,  菌類による植物病害  ,  微生物に対する農薬 
引用文献 (17件):
  • 一戸正勝 (1978) Fusarium 属菌の生産するマイコトキシン. 植物防疫 32: 417-421.
  • Ioos, R. Belhadj, A. Menez, M and Faure. A (2005) The effects of fungicides on Fusarium spp. and Microdochium nivale and their associated trichothecene mycotoxins in French naturally-infected cereal grains. Crop Protection 24: 894-902.
  • Koizumi, S. Kato, H. Yoshino, R. Hayashi, N. and Ichinose, M.(1991) Distribution of causal Fusaria of wheat and barley scab in Japan. Ann. Phytopath. Soc. Japan 57: 165-173.
  • 小泉信三・加藤 肇・吉野嶺一・駒田旦・一戸正勝・梅原吉広・林 長生 (1993) ムギ類赤かび病の病原学的・疫学的研究. 農研センター報告 23: 32-41.
  • 小澤 徹・相馬 潤・三浦秀穂・小池正徳 (2009) コムギ赤かび病防除薬剤の発病抑制とデオキシニバレノール汚染低減に対する評価. 北日本病虫研報 60: 35-40.
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