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J-GLOBAL ID：201102254468926883   整理番号：11A0142641

連続体のモデル化に用いる粒子集団が有するレオロジー特性の数理的解析

A Theoretical Approach to Rheological Properties of a Continuous Media modeled by Distinct Particles

著者 (1件)： 渡辺知規 (千葉大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B)
巻： 76  号： 772  ページ： 2050-2057  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： F0036B  ISSN： 0387-5016  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,粒子を用いた数値計算手法による連続体の解析において,計算の効率化,精度や信頼性の向上,さらには,系の振舞いについての物理的理解を深めることを目指し,数値計算法が対象とする粒子系のもつ性質を明らかにすることを目的として,特に,粒子系から発現するレオロジー特性について,数理的アプローチとして,物理的考察とともに解析的に検討を行った。おもな結果として,まず,粒子系における,温度を含むゆっくりとした粒子の運動から,物質の代表的な粘弾性であるVoigt粘弾性とMaxwell粘弾性が発現することを解析的に明らかにした。また,粒子系全体におけるひずみの挙動についても考察を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *モデル ,  *特性 ,  粒子 ,  固体的粘弾性 ,  液体的粘弾性 ,  計算流体力学 ,  数値解析
準シソーラス用語： Maxwell粘弾性 ,  Voigt粘弾性 ,  *レオロジー特性 ,  離散要素法 ,  *連続体モデル

分類 (2件)： 非Newton流  (BC02020R) ,  レオロジー一般  (BL01011R)

引用文献 (14件)：

• 1) HAKUNO M. Simulation for Fracture. Morikita Publishing Co., Ltd.. (2004)
• 2) KOSHIZUKA S. Moving Particle Semi-implicit Method. Maruzen Co., Ltd.. (2005)
• 3) WATANABE T. Effects of Magnetic Interactions between Ferromagnetic Spherocylinder Particles on Rheological Properties of a Nondilute Colloidal Dispersion in Three Dimensional Flow. Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers, B. (2008) vol.74, p.267-272.
• 4) SATOH A. Introduction to Molecular-Microsimulation of Colloidal Dispersions. Elsevier Science. (2003)
• 5) SATOH A. Introduction to Molecular Simulation with Sample Simulation Programs. Kyoritsu Shuppan Co., Ltd.. (2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 連続体 ,  モデル化 ,  集団 ,  レオロジー特性 ,  解析