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J-GLOBAL ID:201102254552473827   整理番号:11A0405591

ヒト呼吸器系ウイルスを多重分析するための統合キャピラリー電気泳動マイクロシステム

Integrated Capillary Electrophoresis Microsystem for Multiplex Analysis of Human Respiratory Viruses
著者 (7件):
資料名:
巻: 82  号: 24  ページ: 10102-10109  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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急性呼吸器疾患の原因である呼吸器系ウィルス,すなわちインフルエンザA型ウィルス,ヒトメタニューモウイルス,ヒトコロナウイルスOC43及びインフルエンザB型ウィルスを迅速かつ並列的に検出するため,核酸増幅,試料クリーンアップ,濃縮,キャピラリー電気泳動分離を統合した二層及び4チャンネルポリメラーゼ連鎖反応-キャピラリー電気泳動マイクロデバイスを開発した。伝染性ヒト呼吸器疾患の原因となる病原体の迅速な検出は,治療及び薬剤の開発において重要である。多重ポリメラーゼ連鎖反応は分子診断法に有用な方法であり,ポリメラーゼ酵素の設計などによって,高い特異性及び感度を得ることができる。本研究では統合ヒータ及び温度センサを組込んだPCR反応器中でビオチン化した蛍光標識化二重螺旋構造デオキシリボ核酸を増幅させた後,アクリルアミドゲル中に捕獲し,濃縮した。二段逆転写PCR増幅を用いた場合,このデバイスは25~100コピー/反応器範囲の検出限界でウイルス4種のすべてのリボ核酸同族体を検出することができた。鼻咽頭スワブからの試料分析においてこのマイクロデバイスの有用性を実証した。ここに示した統合マイクロデバイスはプラットフォームとしての潜在能力を有しており,ロバスト,ハイスループットであることからポイントオブケア診断法にも適用できるものと考察した。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝学研究法  ,  電気泳動分析  ,  ウイルス学一般 

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