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J-GLOBAL ID:201102254647256343   整理番号:11A1908530

キラル表面への細胞の付着:蛋白質の吸着の役割

Cell adhesion on chiral surface: The role of protein adsorption
著者 (7件):
資料名:
巻: 90  ページ: 97-101  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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キラリティーは,生体分子の基本の固有で最も魅力的な特性であるが,生物の世界の多くの興味ある現象がまだ十分に明らかにされていないままである。本研究で筆者らは,対立する立体配座(D-とL-)の天然のキラルアミノ酸のシステインの組織化によるキラル表面をぞれぞれ金の表面に作成し,その表面でのL929線維芽細胞の付着を調べた。血清が存在しない培養条件下で付着細胞の密度に有意差は観察されなかった一方で,著しく多くの細胞が血清が含有する条件下でのL-Cys会合表面で付着した。この現象は,血清蛋白質がキラル表面での細胞の選択的付着に血清蛋白質が役割を果たしていることを示唆する。したがって,筆者らは,放射性同位元素標識法と表面プラズモン共鳴(SPR)の両方を適用し,表面での蛋白質の吸着をモニターした。その結果は,多くの蛋白質がL-Cysが会合した表面に吸着することを明確に示した。本研究で示す通りのキラル表面での蛋白質の吸着における差異が,生体関連のキラリティー現象の今後の研究に光を当てるだけでなく,キラル効果に基づく新規生体材料とバイオ関連デバイスの合理的な設計と作成のための新規な戦略を与えることを筆者らは提言する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  細胞生理一般  ,  生化学的分析法 
物質索引 (1件):
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