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J-GLOBAL ID：201102254798658478   整理番号：11A0507114

金属ガラスにおける原子レベル構造および構造-性質関係

Atomic-level structure and structure-property relationship in metallic glasses

著者 (2件)： CHENG Y.q. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA) ,  MA E. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Johns Hopkins Univ., Baltimore, MD 21218, USA)
資料名： Progress in Materials Science  (Progress in Materials Science)
巻： 56  号： 4  ページ： 379-473  発行年： 2011年05月 
JST資料番号： E0638A  ISSN： 0079-6425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属ガラス(MG)の構造は長年のミステリーである。一方,MGは長範囲の規則がないアモルファス材料である;他方,幾何学的及び化学的短・中距離範囲の規則がこれらの合金では,その高い原子充填密度及び構成元素間の変動する化学的親和力のために,顕著であることが期待されている。MGのユニークな内部構造はその興味ある性質の基礎をなしており,そのことはMGを数々の応用への潜在的な有用性をもたらしている。益々多くのガラス形成合金が最近開発されている一方,MGの構造的な観点についての基礎的な知識がひどく不足したままになっている。例えば,どのように原子が短範囲から中範囲で積層しているか,どのように構造が異なるMGで異なっているか,どのように構造が組成,温度,作製中の履歴で変化するかそしてより重要なことであるが,どのように構造がMGの性質に影響するか,についてはなおも未解決の問題である。本論文では,MGの原子レベルの構造及びそのユニークな挙動の構造的な起源を解明するために捧げられた過去50年間にわたる膨大な努力をレビューする。MGの構造的なキャラクタレゼーションとプロトタイプのMGの解析における進歩,一般的な構造モデルと基礎的な原則,そしてMG構造と熱力学的,速度論的そして機械的性質との相関を含む,最近なされた進歩に重点が置かれている。MGにおけるいくつかの広く観察されている性質-性質相関も構造的な見方から考察した。総括された洞察はMG形成合金の多くの興味深い挙動に光を当てるものであることを示している。この重要な研究領域での顕著な疑問のあらましをまた述べるだろう。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金属ガラス ,  非晶質合金 ,  短範囲規則度 ,  規則度 ,  原子構造 ,  分類 ,  機械的性質 ,  熱力学的性質 ,  能力 ,  過冷却液体 ,  液体構造 ,  金属組織 ,  二元合金 ,  準結晶 ,  モデル ,  クラスタ ,  剪断係数 ,  弾性 ,  自由体積 ,  Poisson比 ,  塑性 ,  密度 ,  速度論 ,  化学組成
準シソーラス用語： ガラス形成能 ,  構造モデル ,  充填密度 ,  中範囲規則度

分類 (1件)： 非晶質金属の構造  (BK04020D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 金属ガラス ,  原子 ,  性質