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J-GLOBAL ID：201102254916080320   整理番号：11A0567001

癌の特徴 次世代

Hallmarks of Cancer: The Next Generation

著者 (3件)： HANAHAN Douglas (The Swiss Inst. for Experimental Cancer Res. (ISREC), School of Life Sciences, EPFL, Lausanne CH-1015, CHE) ,  HANAHAN Douglas (The Dep. of Biochemistry & Biophysics, UCSF, San Francisco, CA 94158, USA) ,  WEINBERG Robert A. (Whitehead Inst. for Biomedical Res., Ludwig/MIT Center for Molecular Oncology, and MIT Dep. of Biology, Cambridge ...)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 144  号： 5  ページ： 646-674  発行年： 2011年03月04日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 癌の特徴は,ヒト腫瘍の多段階的進行の期間で獲得した6つの生物学的機能を含む。その特徴は,腫瘍性疾患の複雑さを合理化するために組織化原理を構成する。それらは,持続的増殖シグナル伝達,成長サプレッサーの回避,細胞死の抵抗性,複製的不死化,血管新生の誘導,浸潤と転移の活性化を含む。これらの特徴の根底には,特徴の獲得を促進する遺伝的多様性をもたらすゲノム不安定,および複雑な特徴的機能を進行させる炎症が存在する。過去10年における概念上の進展により,このリストに加わった潜在的な概念の2つの新たな特徴は,エネルギー代謝の再プログラム化と免疫破壊回避である。腫瘍が示す複雑性のもう一つの特徴は,癌細胞に加えて動員された正常にみえる細胞のレパートリーを含むことであり,これらは「腫瘍の微環境」をつくることで特徴形質の獲得の一因になる。これらの概念の広範囲にわたる適用性の認知は,ヒト癌を治療するための新しい方法の開発にますます影響を及ぼすだろう。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 腫瘍 ,  腫瘍細胞 ,  ヒト ,  細胞増殖 ,  血管新生 ,  突然変異 ,  癌抑制タンパク質 ,  腫瘍浸潤 ,  分子遺伝現象 ,  炎症 ,  エネルギー代謝 ,  *発癌 ,  細胞不死化 ,  ゲノム不安定性 ,  免疫回避 ,  遺伝的変異 ,  免疫応答 ,  体細胞突然変異 ,  分化 ,  発生生理
準シソーラス用語： 変異 ,  免疫反応 ,  体細胞変異

分類 (1件)： 基礎腫よう学一般  (GE02010R)

タイトルに関連する用語 (2件)： 癌 ,  次世代