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J-GLOBAL ID:201102254995949654   整理番号:11A1668777

適応酸化物エレクトロニクス: 解説

Adaptive oxide electronics: A review
著者 (2件):
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巻: 110  号:ページ: 071101  発行年: 2011年10月01日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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CMOSスケーリングに関連する基本的限界を克服するために,新しい情報処理技術が精力的に研究されている。エレクトロニクスの最前線を再形成し新しいモダリティを可能にする,適応電子素子の新しいパラダイムが現れつつある。様々な入力を学習し適応できるシステムの創造は一般に情報科学における複雑なアルゴリズム問題であるにも係わらず,医学診断から制御系まで広範囲の強力な応用を有する。酸化物エレクトロニクスにおける最近の研究はそのようなシステムを素子レベルで実現でき,それにより計算密度とパワー効率の劇的な増加及びBoole計算を超えるエレクトロニクスの潜在能力の拡張を示唆する。適応エレクトロニクスの興味深い可能性は,材料の電気的,磁気的,熱的,又は光学的調整可能性により模擬できるシナプスの強化と弱化など,人間の脳機能を模擬した素子の作製を含む。本解説記事では,適応エレクトロニクスに利用できる基本的金属酸化物に関する材料及び素子物理学の研究を詳述する。多くの酸化物の電気抵抗率,分極,磁化などの性質は非揮発的方法で電気的に修飾できることを示し,これらの材料が神経シナプス同様に電気刺激に応答することを示唆する。どのような素子特性が適応プラットフォームへの集積に関連するかを論じ,これらの性質に関連してTaOx,SrTiO3,Bi4-xLaxTi3O12.を含め,様々な酸化物を調査した。各々に対する物理力学を詳しく述べ,適応エレクトロニクスの枠組で解析した。次に,自己プログラム可能な論理回路及びニューロモーフィック回路などの機能的酸化物を有する,理論で定式化され現在実験により実現されている適応素子を解説した。最後に,適応酸化物エレクトロニクスの完全な潜在能力を実現するために如何なる材料物理学及び工学が必要であるかを推測した。(翻訳著者抄録)
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