抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
防火対象物における容器弁点検に関して経年劣化につき考察した。はじめに,容器弁点検の抽出方法につき例を挙げて説明した。設置後15年を経過した容器が一つの防火対象物に100本あった場合を取り上げ,1年間に20本ずつ点検し5年間で点検を完了する計画を立案して実施する例を示した。次に,物流の例としてハロン1301消火設備の場合につき具体的な対応を説明した。消防法の点検要領に基づき規定された容器弁の点検及び高圧ガス保安法で規定された容器本体の再検査の両方を実施すると,一般的に4~10週間が必要となる場合があり,更に輸送期間も合わせると3か月以上かかる場合があることも示した。引続き,「容器弁の安全性」の点検に向けた財団法人日本消防装置工業会の取組を紹介し,リーフレットの作成,自主的取組としての表示シールの貼付,容器弁の更新推奨などを示した。