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J-GLOBAL ID：201102255341672617   整理番号：11A0958240

マイクロマシンにより可能となる複合培地中の癌細胞の捕捉と分離

Micromachine-Enabled Capture and Isolation of Cancer Cells in Complex Media

著者 (10件)： BALASUBRAMANIAN Shankar (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  KAGAN Daniel (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  JACK HU Che-Ming (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  CAMPUZANO Susana (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  LOBO-CASTANON M.Jesus (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  LIM Nicole (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  KANG Dae Y. (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  ZIMMERMAN Maria (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  ZHANG Liangfang (Univ. California-San Diego, CA, USA) ,  WANG Joseph (Univ. California-San Diego, CA, USA)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 18  ページ： 4161-4164  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 循環腫瘍細胞は癌の転移の原因である。本研究では,複合培地中の前立腺癌細胞のin vitroでの分離のためにマイクロマシンを使用した。本手法は抗体で官能化したマイクロエンジンロケットの選択的な結合とその後の輸送能力に基づいている。マイクロロケットは,膵臓癌細胞が過剰発現する癌胎児性抗原(CEA)を認識するモノクローナル抗体を化学的に結合させてあり,その内部は過酸化水素の分解により泡を発生させて噴出させることで推進力を得るために,白金で形成されている。またサンドイッチされているFeにより磁場でロケットを誘導可能である。これらの構成のマイクロロケットは吸着されている蛋白質や細胞により発生する抵抗にもかかわらず,生物学的液体中で85μm/秒の速度で移動可能で,培地中から約80%のCEA陽性細胞を特異的に回収できた。

シソーラス用語： *マイクロマシン ,  *腫瘍細胞 ,  前立腺腫瘍 ,  *CEA【抗原】 ,  *モノクローナル抗体 ,  過酸化水素 ,  白金 ,  培地 ,  腫瘍転移
準シソーラス用語： マイクロロケット ,  複合培地

分類 (1件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： マイクロマシン ,  培地 ,  癌細胞 ,  捕捉