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J-GLOBAL ID:201102255454556877   整理番号:11A1863876

Cryptelytrops albolabris((white-lipped tree毒ヘビ)毒素由来のトロンビン様酵素の分離及び特性化

Isolation and characterization of the thrombin-like enzyme from Cryptelytrops albolabris (white-lipped tree viper) venom
著者 (3件):
資料名:
巻: 161  号:ページ: 79-85  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トロンビン様酵素(アルボラブラーゼと名付けた)を,高速アニオン交換及びゲル濾過クロマトグラフィーを使って,Cryptelytrops albolabris(white-lipped tree毒ヘビ)の毒素から精製した形で分離した。アルボラブラーゼの分子量はSDS-PAGE測定で33.7kDaであり,Superoseゲル濾過クロマトグラフィー測定で35.8kDaであった。N末端配列は多くのヘビ毒トロンビン様酵素と同一でVVGGDECNINEであると決定された。アルボラブラーゼはアルギニンエステルヒドロラーゼとアルギニンアミダーゼ活性の両方を有し,トリペプチド色素生産性アニリド基質に対し選り好みをした。フィブリノーゲン凝固活性はウシフィブリノーゲン3mg/mLが最適で,明確な種差を示し,次のような減少順であった:ウシfibrinogen>イヌフィブリノーゲン≒ヒトフィブリノーゲン>ヤギフィブリノーゲン。酵素はウサギとネコのフィブリノーゲンの両方とも凝固しなかった。アルボラブラーゼのフィブリノーゲン分解作用の分解生成物の逆相HPLC分析により,酵素はヘビ毒トロンビン様酵素のABクラスに属することが示された。間接ELISAによると,IgG抗アルボラブラーゼは,Tropidolaemus wagleriとCalloselasma rhodostoma毒を除き,殆どのガラガラヘビ科毒と広範囲に反応した。ダブルサンドイッチELISAにより,抗アルボラブラーゼはハブ複合体由来の毒素とのみ強力に反応し,その結果はハブ複合体に関する提案した新分類変更を支持することが示された。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物の生化学  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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