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J-GLOBAL ID:201102255674056425   整理番号:11A0170702

アデノウィルスAd11における双子アルギニン対の安定化に関する量子化学的および組合わせ式量子化学的/分子力学的研究

Quantum-Chemical and Combined Quantum-Chemical/Molecular-Mechanical Studies on the Stabilization of a Twin Arginine Pair in Adenovirus Ad11
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  号: 51  ページ: 9951-9955  発行年: 2010年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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重なり合いアルギニン対は多くの細菌の嫌気的呼吸系において中枢的役割を果たしており,シトクロムcオキシダーゼの部分構造にもそのアルギニン対が含まれている。一方,アデノウィルスAd11における双子アルギニン対Arg279/Arg280は宿主の受容体CD46と高親和的に結合する。すなわち,Arg280単独では結合親和性が弱いのに対してArg279が共存することによってウィルスのCD46への結合力は著しく増強される。本研究では,Ad11におけるArg279/Arg280のCD46への結合プロセスにおいて決定的要素となるAd11/CD46複合体内のアルギニン対のプロトン化(水素結合)状態を,Arg279Gln変異体のそれと比較しつつ標記純QMおよび組合わせ式QM/MM計算によって解析した。その結果,Arg279/Arg280対の微小環境における特定アミノ酸(Glu250,Glu63,Asp246,など)がAd11/CD46複合体の重要な構造モチーフの安定化に加えて2つのArg相互の安定化にも寄与していることが明らかとなった。
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