抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大分県国東半島に分布する両子山火山噴出物の岩石記載を行い,それらの記載岩石学的特徴を調べた。複数試料について記載を行った結果,両子山火山噴出物には少なくとも以下の3タイプの斑晶鉱物組合せがみとめられることが明らかになった:A)黒雲母+単斜輝石+普通角閃石+斜長石+石英,B)単斜輝石+普通角閃石+斜長石,C)普通角閃石+斜長石。両子山火山噴出物が普通角閃石に富むことは,大分県の他の第四紀火山噴出物と共通の特徴であり,そのマグマ起源が沈み込んだ海洋プレートの部分溶融であるというモデルと調和的である。(著者抄録)