文献

J-GLOBAL ID：201102255708829917   整理番号：11A1196838

術前補助化学療法後の乳癌患者におけるメチレンブルーおよび(99)Tcm硫黄コロイドトレーシングを併用した内視鏡下センチネルリンパ節生検(41症例の報告)

Endoscopic sentinel lymph node biopsy with combined methylene blue and (99)Tcm-sulfur colloid tracing in patients with breast cancer after neoadjuvant chemotherapy (a report of 41 cases)

著者 (5件)： GUO Gui-long (Center for Breast Disease,First Affiliated Hospital of Wenzhong Medical Coll., Zhejiang, Wenzhou) ,  ZHANG Yi ,  FAN Lin-jun ,  YANG Xin-hua ,  JIANG Jun
資料名： Jiefangjun Yixue Zazhi  (Jiefangjun Yixue Zazhi)
巻： 35  号： 3  ページ： 278-281  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2022A  ISSN： 0577-7402  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】メチレンブルーおよび99Tcm硫黄コロイドトレーシングの併用によって,術前補助化学療法(NAC)後の乳癌患者における癌細胞の腋窩リンパ節転移の検査における内視鏡下センチネルリンパ節生検(SLNB)の可能性を評価する。【方法】術前に術前補助化学療法を2~4コース受けた乳癌患者41例に内視鏡下SLNBを実施した。手術15~18時間前に99Tcm硫黄コロイド(0.5-1.0mCi)を腫瘍周囲の4部位に注射し,術中にメチレンブルー4~6mlを同部位に皮下注した。携帯型ガンマプローブにより検出されたヌクレオチドに富んだリンパ節の場所をindelible inkを用いて患者皮膚にマークした。腋窩に脂肪分解液を注射後に脂肪吸引を行い,内視鏡を用いてSLNを同定し,完全内視鏡下腋窩リンパ節切除術(EALND)を施行した。リンパ節に腫瘍細胞が組織病理学的に認められた場合,陽性転移とした。顕微鏡下で腫瘍細胞転移のない「歩哨節」と呼ばれるリンパ節の場合,CKI9の免疫化学的染色をさらに行った。腋窩リンパ節転移の精度,感度,特異性,偽陰性率および偽陽性率を算出した。【結果】41例中39例(95.12%)から計126個のSLNが得られ,検査した(1例あたりSLN3.07個)真陽性転移が18症例,真陰性結果が20症例,偽陰性結果が1症例に認められた。腋窩リンパ節転移の予測精度は97.43%,感度は94.74%,特異性は100%,偽陰性率は5.26%,偽陽性率は0%であった。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 薬物療法 ,  乳房腫瘍 ,  内視鏡 ,  *センチネルリンパ節生検 ,  腫瘍細胞 ,  腫瘍転移 ,  免疫学的試験 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン ,  リンパ節転移
準シソーラス用語： 術前補助化学療法 ,  乳癌 ,  癌細胞 ,  腋窩リンパ節転移 ,  免疫化学

分類 (1件)： 腫ようの診断  (GE03020J)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (12件)： 術前補助化学療法 ,  乳癌 ,  患者 ,  メチレンブルー ,  TCM ,  硫黄コロイド ,  トレーシング ,  併用 ,  内視鏡 ,  センチネルリンパ節生検 ,  症例 ,  報告