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J-GLOBAL ID:201102255936939269   整理番号:11A1043208

湖南省における多剤耐性緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)に関する4つの排出ポンプの分布及び遺伝子発現の影響

Distribution and effects of gene expression of four efflux pumps in Pseudomonas aeruginosa with multi-drug resistance in Hunan province
著者 (4件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 130-134  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2322A  ISSN: 0254-5101  CODEN: ZWMZDP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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[目的]4つの排出ポンプの影響及び分布を調べ,湖南省における多剤耐性緑膿菌(Pa)に関して調節遺伝子の関連した変異について検討する。[方法]40種の重複していない多剤耐性分離菌を2008年に湖南省で収集し,排出ポンプ阻害剤のフェニルアラニン-L-β-ナフチルアミド及び4種の抗菌物質感受性テストディスクによって,表現型をスクリーニングした。排出ポンプ膜融合蛋白質遺伝子をPCR増幅し,関連する排出ポンプ調節遺伝子を増幅し,配列決定し,多剤耐性における排出ポンプの遺伝子発現の役割について,18株の非多剤耐性菌株と比較解析した。[結果]多剤耐性群における表現型スクリーニングの結果,MexAB-OprM,MexCD-OprJ,MexEF-OprN,MexXY-OprMの陽性率は,各々45.0%(18/40),30.0%(12/40),42.5%(17/40),12.5%(5/40)であった。RT-PCRの結果,mexA,mexC,mex,EmexXの陽性率は,各々100%(58/58),22.5%(9/40)45.0%(18/40),22.5%(9/40)であった。mexA及びmexXの過剰発現陽性率は,リアルタイムPCR法による半定量解析によって各々55.0%(22/40),22.5%(9/40)であった。非多剤耐性群におけるRT-PCR法によるmexCとmexEの陽性発現率は,11.1%(2/18),38.9%(7/18)であった。両群間のmexAとmexXの過剰発現の違いは有意(P<0.001,P=0.045)であった。mexA過剰発現の菌株Pa20は,mexRにおける遺伝子変異(164GTC→GAG)及びアミノ酸置換(126Val→Glu)しており,mexXが過剰発現しているPa34は,164GCG→GAG,55Ala→GIuの変異であった。[結論:多剤耐性のPaの殆どは,排出ポンプの耐性機構を含有しており,湖南省におけるMexAB-OprMとMexXY-OprMの過剰発現・・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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微生物検査  ,  遺伝子発現 

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