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J-GLOBAL ID：201102255954565295   整理番号：11A0498688

グラファイト上のチミン分子の微小傾斜に関する所見と解析

Observation and Analysis of Small Inclination of Thymine Molecules on Graphite

著者 (11件)： HABIB A. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HABIB A. (Univ. Dhaka, Dhaka, BGD) ,  HOSOKAI T. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HOSOKAI T. (Univ. Tuebingen, Tuebingen, DEU) ,  MITSUO N. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  NAKAGAWA R. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  NAGAMATSU S. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  AOKI M. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MASUDA S. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KERA S. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  UENO N. (Chiba Univ., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 115  号： 2  ページ： 511-515  発行年： 2011年01月20日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 紫外光電子分光法(UPS)および準安定励起原子電子分光法(MAES)を用いて吸着するチミンの形状,特にグラファイト上での分子の傾斜角について検討した。MAESは表面の最外部にある電子を選択的に測定することができ,基質にグラファイトを用いることで,UPS測定から真空準位(VL)による被覆,厚さの変化を知ることができる。UPSの測定から,分子間双極子-双極子相互作用により基質表面のチミン分子のが微小傾斜していることが説明された。Helmholtz式から,チミン分子の傾斜角は2.1-4.4度であると推測された。この結果は,今後グラファイト上のチミンの吸着分子の構造についてより詳細に計算する際に有用であるだろう。

シソーラス用語： *グラファイト ,  *傾斜 ,  光電子分光法 ,  電子分光法 ,  吸着 ,  双極子相互作用 ,  高配向性熱分解グラファイト ,  Helmholtz方程式 ,  密度汎関数法 ,  分子配向 ,  傾斜角 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： B3LYP法 ,  紫外光電子分光

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： チミン

タイトルに関連する用語 (6件)： グラファイト ,  チミン ,  分子 ,  微小 ,  所見 ,  解析