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J-GLOBAL ID:201102256379935146   整理番号:11A1277345

早期動脈瘤性くも膜下出血におけるAPOE多型と脳機能との関連性

Association between APOE polymorphism and brain function in early stage of aneurysmal subarachnoid hemorrhage
著者 (8件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 700-703  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】早期動脈瘤性くも膜下出血(SAH)におけるAPOE遺伝子多型と脳機能との関連性について検討する。【方法】2008年3月~2009年4月,当院に入院した動脈瘤性SAH(79例)の臨床データについて検討した。入院時に脳電図(EEG)を記録し,発症後,3~5日のSAG急性期における患者の脳機能変化を調べた。最初のEEG記録に比し,第2次EEG記録でα波頻度低下,徐波の増加または振幅の減少が認められた場合をEEG悪化と定義した。PCR法によりAPOE多型を調べた。【結果】APOEε4を持つ患者(17例)の内,10例(58.8%)でEEG悪化が認められ,APOEε4を持たない患者(18/62例,29.0%)とは明らかに異なっていた(P=0.023)。しかし,ε2またはε3が存在する場合と不在の場合での差異はなかった(P>0.05)。一変量ロジスティック回帰解析の結果,高フィッシャーグレード(P=0.028,OR=2.917,95%CI=1.124~7.572)およびAPOEε4(P=0.027,OR=3.492,95%CI=1.150~10.604)はともに,動脈瘤性SAH後のEEG悪化の危険因子であった。年齢,性別,入院時Hunt-Hessグレードおよびフィッシャーグレードの補正により,EEG悪化とAPOEε4との関連性はより明確になった(P=0.007,OR=5.741,95%CI=1.625~20.280)。【結論】APOEε4対立遺伝子は動脈瘤性SAH早期における脳機能悪化の危険因子であり,SAH後,早期の脳障害に関与していると考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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