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J-GLOBAL ID:201102256446029384   整理番号:11A1944607

ブラジキニンはヒト脳毛細血管内皮細胞におけるシンドビスウイルス感染を促進する

Bradykinin enhances Sindbis virus infection in human brain microvascular endothelial cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 422  号:ページ: 81-91  発行年: 2012年01月05日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シンドビスウイルス(SINV)はヒトへの感染により発疹および関節炎を伴う炎症および血管作動性応答を誘導する。感染に伴う微小脈管障害のメカニズムはまだわかっていない。筆者らはSINVに感染した内皮細胞は,広範囲にわたる感染性疾患において炎症性浮腫を強力に誘導するブラジキニン(BK)に差次的に応答するかを解析した。SINVに感染したヒト内皮細胞(HBMEC)では,ブラジキニンB2受容体(BK2R)発現がアップレギュレートされていた。また,BKはHBMECにおいてBK2R,PI3キナーゼおよびERKシグナリングに依存してSINVに誘導されるアポトーシスを低下させウイルス複製を促進させた。驚いたことに,BK2Rアンタゴニスト存在下でマウスの脳内に感染すると局所的なウイルス量が減少した。これらのデータより,SINV感染によりヒト内皮細胞はBKに対して高感受性になり,その結果宿主細胞の生存およびウイルス複製が上昇することを示唆した。進行中の研究によりキニン経路の脱制御が生命を脅かすアルボウイルス感染に伴う脈管障害に寄与するかが明らかになるであろう。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
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