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J-GLOBAL ID：201102256578638592   整理番号：11A0986276

距離最短DEAによる化学会社の効率測定

著者 (2件)： 天達洋文 (成蹊大) ,  上田徹 (成蹊大)
資料名： オペレーションズ・リサーチ
巻： 56  号： 6  ページ： 344-351  発行年： 2011年06月01日 
JST資料番号： F0251A  ISSN： 0030-3674  CODEN： OPREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の化学会社の特徴は,他社との激烈な技術開発競争であり,同業他社との比較検討は重要な業務となる。同業他社との比較には,経営効率の比較も含まれるが,技術などの比較と異なり適当な比較手段がない。経営比較のためのDEAは,DMU(Decision Making Unit)間の相対的効率を測定するものである。DEAモデルの中で,距離を図で表現しやすい加法モデルを使った。その際,企業がDMUで,生産に必要な資本金や原材料が入力で,売上高や利益が出力である。DEAは入力と出力の多少で効率の優劣を決める。効率的フロンティア上の一番近い点までの距離を測るアルゴリズムを生産技術提案したUedaのアルゴリズムを適用して自社のや経営技術に近い企業群までの距離で効率測定を実施した。

シソーラス用語： *データ解析 ,  性能分析 ,  意思決定 ,  化学工業 ,  アルゴリズム ,  最短路問題 ,  *財務管理 ,  加算 ,  比較 ,  効率
準シソーラス用語： *DEA ,  加法

分類 (2件)： オペレーションズリサーチ一般  (KA03010Q) ,  利益管理  (KA05030A)

引用文献 (9件)：

• 上田徹. オペレーションズ・マネージメント. 2006, 208-209
• APARICIO, J. Closest targets and minimum distance to the Pareto-efficient frontier in DEA. Journal of Productivity Analysis. 2007, 28, 209-218
• COOPER, W. W. Data Envelopment Analysis second edition. 2007
• FUKUDA, K. Welcome to the cdd and cddplus Homepage. 2008
• OLESEN, O. B. Identification and Use of Efficient Faces and Facets in DEA. Journal of Productivity Analysis. 2003, 20, 323-360

タイトルに関連する用語 (3件)： DEA ,  化学 ,  会社