抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,100~500kgの「小型衛星」が世界各国の安全保障,防災,都市計画,自然環境・気象観測,農産物の生産管理等の様々な分野に利用され,一つの宇宙産業になりつつある。さらに次世代の宇宙利用を担う超低コスト・短期開発の50kg程度以下の超小型衛星でも世界的な開発競争が始まっている。日本やドイツ,カナダにおける大学での取り組みの概要を紹介し,それらの小型・超小型衛星開発を進める際に共通した設計論は「信頼性・性能」で最高水準を目指さないという「ほどよし」の発想であると述べた。このような設計思想を具体化し,日本で世界一の超小型衛星の企画から販売までの体制を作るべく,平成21年度にスタートしたプロジェクトについても言及した。